TEL. 0495-24-8821FAX. 0495-21-7640
〒367-0031 埼玉県本庄市北堀810番地
ジオン注による脱出する内痔核の治療は、従来の切り取る手術ではなく、注射による治療を可能にしたものです。
痔核を切り取る手術と違い、痛みや出血が少ないので、精神的や身体的な負担が軽減されます。
手術の為にお仕事を長期に休んだりする必要もありません。
※脱出する内痔核…いぼ痔のことを痔核と言い、直腸側にできる「内痔核」と肛門側にできる「外痔核」に分けられます。
排便時、あるいは普段からいぼが出たままになっているような状態を「脱出する内痔核」と言います。
●成分
硫酸アルミニウムカリウム水和物・・・出血症状や脱出症状を改善します。
タンニン酸・・・硫酸アルミニウムカリウム水和物の働きを調節します。
●治療法
ジオン注は「四段階注射法」という特殊な手法で投与されます。この治療法は高度な技術を要するため、現在では「当手技に関する講習会を受けた専門医の登録施設」においてのみ治療が実施されています。
薬剤を下図のイラストのようにひとつの痔核に対して4か所に分割して投与します。
投与後の早い時期に痔核へ流れ込む血液の量が減り出血が止まります。脱出の程度も軽くなります。
投与した部分が次第に小さくなり、引き伸ばされていた支持組織が元の位置に癒着・固定して脱出がみられなくなります。
※この治療法は内痔核にのみ施行できます。
※患者様の状態によっては薬剤が使用できない場合がございますので、受診される際には医師によくご相談ください。
●治療後の注意点
痛みが続く、血が出る、排便がしづらくなる、熱が出る、などの副作用が出ることがあります。そのため定期的な通院が必要となります。
また、2〜3か月後に突然副作用がでることがあるため、しばらくは注意が必要です。
〒367-0031
埼玉県本庄市北堀810番地
TEL 0495-24-8821
FAX 0495-21-7640